生命保険や損害保険に限らず、
保険に加入していてよかったことのひとつに、
保険金を受ける事態が起こり、
実際に、保険金を受け取った時、
保険の有難味がわかった。
と言われます。
しかし、保険見直しの相談にみえる方は、
このような方ばかりではありません。
ご自身が、
現在加入している保険商品に、
疑問を持って見える方もみえます。
そこで、今回は、
長年の保険見直し相談業務から見える、
保険商品を選ぶ根本的なお話しをいたします。
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保険商品の内容はややこしい
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保険に加入する理由のひとつには、
端的に言えば、
もしもの時に、それに対する資金を得ることです。
保険商品の種類と加入の目的は、
死亡保険は、
残された遺族が、生活をしていくための生活費。
相続税の納付が必要であれば、その資金。
亡くなった方のお葬式代。
事業を営んでいる方であれば、
事業承継の対策資金。
これらのお金を得ることです。
また、
医療保険は、
入院や医療費用などの資金。
損害保険は、
自動車保険は、
もし加害者になった場合、
被害者の方への賠償など。
火災保険は、
火災のため損害が生じた財産を填補(てんぽ:おぎなう)するため。
というように単純です。
しかし、このようなシンプルで単純な保険商品は、
ほとんど、販売されていません。
ここが、
保険商品を複雑にして、
わかりにくいものにしている原因のひとつです。
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保険の内容を知って加入したの?
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保険の見直し相談にみえる方のなかには、
加入する時、
保険会社の人から説明を聞いて、
保険商品の内容をすべて把握したのではない。
しかし、
「保険に加入しておいて損はない様だし、
保険会社の人も熱心に訪問してくれるので、
お薦めの保険商品に入っておこうか」
「保険料も滞りなく払えるだろう」
「万が一の時、何の保障もないのは心配だから、
保険に入っておこう」
なかには、
保険商品の内容より、
人間関係で加入してしまったという方もみえます。
そして、多くの方は、
私が、保険商品の内容の説明を差し上げてから初めて、
加入中の保険の詳細な内容を確認される方もみえます。
また、10年とか15年の更新型の保険商品に加入されていて、
更新後の保険料が高くなる、
その額にびっくりして、
現行の保険料のままで済むように、
保障の内容を変えた提案してもらったり、
不要と思われる保障を削ってと言っても、
その保険会社が要望に沿った提案をしてくれなかったり、
その結果、
保険会社の担当の人に、
不信感を持つようになったりして、
いわば、加入している保険商品に、
疑心暗鬼、なかには裏切られた状態で、
相談にみえる方もいます。
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ご自身の保険は自分で見つけるのが原則ではありますが……
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物を買う場合、
ご自身で欲しいもの、気に入ったものを買いますね!
保険商品もそれで良いのです。
しかし、
ご自身に適した保険商品を選ぶのは、
・保険商品の数の多さ、
・内容の複雑さ、
・なによりも、どの保険商品に加入したらよいかわからない!!!
難儀なことであること間違いありません。
となると、
信頼できる専門家に相談することが、
よい保険商品を選ぶ選択肢の一つになります。
私が保険商品の売り込みを始めたか、
と思われた方もみえるでしょう。
ご安心ください。
私は、現在保険の販売はしておりません。
従って、この文章を公正中立の立場で綴っております。
また、各保険商品を、公正中立に批評できる立場です。
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保険に加入するには準備が必要
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やはり、保険商品に加入するならば、
なぜ入るのか?
その理由を明確にしておくことが大切です。
保険の営業の方に限らず、
自社商品の悪口を言って、
セースルをする人はいません。
ご自身の保険に加入する理由が明確でないと、
営業トークで、加入してしまうかもしれません。
また、保障の内容を、
隅々まで知っておく必要はありませんが、
わからないことを事前にまとめておき、
保険の営業の人に、
質問できるようにしておくことは必要です。
その結果、
出来る保険会社の営業の人なら、
あなたの質問から、話しが広がり、
あなた自身が、保険商品の内容を熟知出来るようになり、
そして、あなたにとって、
ベストな保険商品に加入できるでしょう。
加入後、保険の見直し相談に行くこともないでしょう!
もし、保険会社の営業の人が、
あなたの質問に答えられないならば、
その保険商品か、
営業の人に問題があるのでしょう。
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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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良い保険商品に加入する方法、
それは、
その保険証券を販売しようとしている人に、
「あなたが、私と同じ立場として、
今、薦めていただいている保険商品に加入し、
将来見直すことはないか?」
尋ねてみることです。
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